こんにちわしら(^ら^)日刊わしら編集部、編集長の山猫です。日刊わしらに日々寄せられる投稿を基に、ほぼ月刊で記事をお届けしていく｢月刊わしら｣。今月も始まるけんね～(^ら^)

基本ＤＡＴＡ

広島県人口 2,810,161人 (前月比▲677人)

• 男性:1,363,817人
• 女性:1,446,344人
• 日本人:2,762,123人
• 外国人:48,038人

※令和元年8月１日現在の推計人口

わしらＤＡＴＡ

2019年8月｢わしらンキング｣
ベスト10はこち(^ら^)

順位	投稿日	記事タイトル	投稿者
1	2019/08/06	平和記念式典	岸田 哲平
2	2019/08/06	平和記念式典	岸田 哲平
3	2019/08/06	PASSゲット‼️ (*ﾟ哲＾)ゞ	岸田 哲平
4	2019/08/26	これだーれじゃ？　～その①～	広島県がん対策課
5	2019/08/07	帰りの新幹線にて。	岸田 哲平
6	2019/08/06	爆心地	岸田 哲平
7	2019/08/07	ぶち人がおった。	岸田 哲平
8	2019/08/06	じっちゃんの名にかけて〜その３−２〜	岸田 哲平
9	2019/08/06	じっちゃんの名にかけて〜その３−１〜	岸田 哲平
10	2019/08/06	じっちゃんの名にかけて〜その１−１〜	岸田 哲平

らンクインしちゃったみなさん、おめでとうございます～！

10位中9位を
    岸田哲平さんが
      独占じゃ(^ら^)

これはわしらンキング始まって以来かも。ベスト10のうち、第4位を除くすべてが同じユーザー｢岸田哲平 ｣さんの投稿。

岸田哲平さんは、日本有数のライブ専門カメラマン。特にHi-STANDARDのメンバーとは親交が深く、彼らを被写体にした写真集も発行しとるほどなんよ。そして、実は岸田さんのおじいちゃんもすごい人。本通りにあった｢キシダ写真館｣の店主で、被爆翌日の広島市内を撮影したことで知られる岸田貢宜(みつぎ)さんなんじゃ(Wikipediaにも載っとる )｡

ライブカメラマン
岸田哲平さんが見た
8月6日の広島

今年の8月6日、日刊わしら編集部で実施した #update86　企画に、特別ゲストとして参加してくれちゃった岸田さん。主な目的は、｢1945年8月7日におじいちゃんが撮ったのと同じ場所から、2019年8月6日の広島を撮る｣ってことだったんよね。その写真がこちら｡

1945年8月7日の写真の左手にある建物が、現在BEAMSがある位置にあった旧｢山口銀行｣。その反対側の建物は旧｢安田銀行｣じゃったそうな｡

同じ場所で回転し、反対側を撮ったんがこちら。

1945年8月7日の写真で中央の奥の方に、原爆ドームがうっすら見えるんが分かるかね。今はアーケードや建物が増えて見通せんけど。左手にある大きな建物は｢広島アンデルセン｣。現在は工事中の幕がかかっとるね｡

この日の模様は広島ホームテレビの｢みみよりライブ 5up!｣や毎日新聞、朝日新聞にもでっかく取り上げてもらったんよ～。集まってくれた記者の皆さんを逆取材｡

ね、みんな笑顔(^ら^)

74年前、岸田さんのおじいちゃんが撮影した瓦礫の山があったところに、こんな笑顔の人らが立っていつものように仕事しとる、2019年の8月6日。何でかちょっと涙出るんよね｡

本業はライブカメラマンの岸田さん。 #update86 でも、広島で毎年8月6日のために行われている2つのライブイベントを撮影。アーティストご本人の許可をいただいたってことで、貴重な未公開写真を月刊わしら限定で紹介じゃ(^ら^)

まずは｢EIGHT SIX｣より、HUSKING BEEの磯部正文さん(広島出身！)

続いて｢TO FUTURE GIG｣より、BRAHMANのTOSHI-LOWさん｡

｢TO FUTURE GIG｣主催者で、Origin of Mのガイさん。以前日刊わしらのインタビューにも登場してくれたナイスガイじゃ｡

最後、日刊わしら編集部キムラミチタとHUSKING BEE磯部さんのツーショットで締めとくわ…

このほかにも、朝の平和記念式典 から夜の灯籠流しまで、2019年8月6日の広島を岸田哲平さんの視点で切り取った写真たちを、日刊わしらに掲載中。ぜひ岸田さんのタイムライン で追いかけてみてつかあさい｡

8月の編集部注目ワード
#update86
みんなの8月6日
どうじゃった？

今年の8月6日は、わしらユーザーみんなで｢2019年の8月6日の広島の日常｣をワールドワイドウェブに発信していきたいね、
ってことで、

結果、8月6日・7日で約140件もの投稿が寄せられたんじゃ～(みんなありがとの)｡

せっかくなんで、みんなから貰った #update86 投稿とコメントをまとめてワードクラウド化してみたんが、こちら｡

※UserLocal テキストマイニングで分析

ありがとう、平和、雨、わかる、
黙祷、式典、広島、空…｡

8月6日に思うこと、として違和感ないワードが大きく表示されたなって思ったんよね(大きいほど出現頻度が高い)。それが、なんかイイ。このまま、｢戦争｣や｢悪い｣が大きくならず、｢感謝｣や｢明るい｣、｢お好み焼き｣や｢美味しい｣なんかがどんどん大きくなる世の中であれ～｡

いつぶり？｢雨の8月6日｣

ところで、ここでもちーと大きく表示されとる｢雨｣。要は朝から雨じゃったけえなんじゃが、｢雨の平和祈念式典｣は珍しいね、みたいな話があったから調べてみた。前回雨だったのは2014年…意外と最近(出典)。式典がある朝に限っていうと、1961年以降で雨が降ったのは1971年、1979年、1992年、2014年、そして今回。晴れやすい日であることは間違いなさそうじゃ。

今月の｢わ説｣

テレビとはちょっと違う、わしらの8月6日

今月の見出しに使わせてもらった｢テレビとはちょっと違う、わしらの8月6日｣。これは、わしら編集部の この記事 に寄せられた、わしらユーザー｢ がわ ｣さんのコメントをパク…いやいや参考にさせていただきました(がわさんありガトーショコラ！)｡

がわ（ 広島在住 ）

8月7日

TVで流れる｢原爆の日｣とはちょっと違う、より身近なわしらの8/6。感じたり考えたり祈ったりが例年よりさらに濃い１日になりました。ありがとうございました(^ら^)

わかるよ～、わしもそう思ったよ～。でも、なんでそう思うんじゃろね。ってことを今日は考えてみるね｡

こんなに8月6日
      ｢らしい｣1日は
        生まれて初めて

わしら編集部とゲストカメラマン岸田哲平さんで、8月6日の広島を撮影して回った #update86企画｡

• ●わしの８月６日の動き
• 7:30 平和祈念式典
• 10:00 おりづるタワー
• 11:00 本通り
• 14:00 爆心地
• 15:00 平和記念公園
• 16:00 旧広島陸軍被服支廠
• 17:00 広島平和記念資料館
• 19:00 EIGHT SIX＠クラブクアトロ
• 19:30 灯籠流し・おりづるタワー

時間はざっくりじゃけど、だいたいこんな感じで過ごした｡

ほぼほぼ12時間、｢8月6日らしい｣場所、こと、もののてんこ盛り。わしぶっちゃけ今年43歳なんじゃけど、こんな8月6日、過ごしたことなかったよね。で、みんなどうなんじゃろ～って思ったっていう｡

アンケート取ったわけじゃないけえ分からんけど、8月6日丸一日を｢8月6日らしく｣過ごす人って、社会人世代では稀なんじゃなかろうか。みんなふだん仕事しよったり、育児しよったり、介護しよったり、あるいはそれ全部しよったり、いろいろあるもんね｡

登校日だったり…

いつもの暮らし

#update86 今日は小学校の登校日。8月6日にしては珍しい雨。 朝からお弁当作り、持っていくものの確認、洗濯、夜の仕込み… ちょっと出るのが遅れてしまい、電車で時計とにらめっこ。電車を降りて、職場に向かう途中、サイレンが鳴る...

野球を見たり…

ピースナイター

2019.08.06 ピースナイター。 あの日から７４年。 日常があるという当たり前の幸せを忘れてはならない。 もう２度と繰り返してはいけない惨事を私達は世界に伝えられるだろうか。 スポーツは世界共通の感動を与えてくれる。 お互...

ご両親の結婚記念日だったり…

時を刻む

今日は、広島に原爆が投下された日。 そして、私にとっては、両親の結婚記念日でもある日。 諸々事情があって、この日にしか結婚式を挙げられなかった両親は、8:15のサイレンで必ず手を合わせます。 私もサイレンに合わせ、黙祷。 広島にUターン...

猫がくしゃみ寸前だったり…

たづにゃん🐱さんの広島ネタ

昨日からクシュクシュとくしゃみをしてたリオちゃんを病院に連れて行きお薬をもらってきたﾆｬ #update86 #ネコ #くしゃみ寸前の顔

お好み焼を焼いていたり…

初めてやってみた🎵

初めてマヨネーズで文字書いてみました🎵 何とか出来るものですね👍 あっ❗プラットハウスはピース焼きの加盟店ではないので…。 #update86

特別なことしとるわけじゃないけど、広島で生活しよったら、どんな日常にも｢8月6日｣は入り込んできて。そういう｢普通の暮らし｣はマスコミの取材対象になること少ないけえ、日刊わしらに投稿されるみんなの8月6日が、｢TVで流れる『原爆の日』とはちょっと違う｣って印象になったんじゃと思う｡

そのことを
   ｢考えられる｣
        一日がある

広島平和記念資料館のリニューアルを 取材 させてもらったり、皆さんの #update86 投稿を読ませてもらったり。世の中に｢ずっと平和｣がいいよね、というゴールがあるとして、この｢平和について考える｣ことって、どんな意味があるんかな？ってことを最近ずっと考えとった｡

いや、普通に大事なのは分かるんよ？でも、例えばそういう過程を経ずに世界が平和になるような方法が実現できるとしたら、それでも別にいいんじゃないのか、とか。平和について｢考える｣っていうのは、平和に｢なる｣ためのダイレクトな｢方法｣にはならんと思うんじゃけど、それでも考え続けたほうがええんか、とか｡

わしの好きな歌人の枡野浩一さんもこーよーに言うとりますし、｢みんなが考えた｣結果として｢平和が続く｣世の中がやっぱり素晴らしいんかな。何か結論が出たわけではないんじゃけど、多分この先も考えることはやめんと思います。考え続けられる時間や場所があることが、戦後74年経った｢広島の8月6日｣の意味の一つで、｢日刊わしら｣の意義なのかも。そんなことを思った令和最初の8月でした｡

ちなみに今回のメイン写真は、岸田哲平さんが撮影してくれたわしら編集部の面々｡

1日撮影してへとへとなのに、灯篭流しの係の人にライター貸そうと一生懸命探しとる岸田さん見て、こんな人全人類が好きになるわと思ったね…｡

では、また来月(^ら^)